ホームページのリニューアルや新規立ち上げを検討する際、「WordPress(ワードプレス)」という言葉を耳にすることは多いのではないでしょうか。 世界のWebサイトの40%以上がWordPressで作られていると言われるほど、現在のWeb制作において標準的なシステム(CMS)となっています。
なぜこれほどまでに多くの企業に選ばれているのか? 今回は、その主な理由と導入のメリットについて解説します。
1. 「お知らせ」や「ブログ」を社内で簡単に更新できる
従来のホームページは、テキストを一文字修正するだけでも、HTMLなどの専門知識が必要でした。そのため、ちょっとした修正のたびに制作会社へ依頼し、費用とタイムラグが発生するのが一般的でした。
WordPressを導入する最大のメリットは、**「更新システムの使いやすさ」**です。 管理画面にログインすれば、ブログやWordのような感覚で、テキストの入力や画像の挿入が可能です。
- 新着情報の更新
- 休業日のお知らせ
- 施工事例や実績の追加
こうした日常的な更新を社内で完結できるため、情報の鮮度を保つことができ、ランニングコストの削減にもつながります。
2. 拡張性が高く、機能追加が容易
WordPressには「プラグイン」と呼ばれる拡張機能が豊富に用意されています。 例えば、最初はシンプルな会社案内サイトとしてスタートし、後から必要に応じて機能を追加していくことが可能です。
- お問い合わせフォームの設置・カスタマイズ
- 予約システムの導入
- 多言語対応
- SEO対策(検索エンジン最適化)の強化
このように、ビジネスの成長やフェーズに合わせてサイトを育てていける柔軟性も、企業に支持される理由の一つです。
3. 圧倒的なシェアによる安心感
「独自のプログラムで組まれたシステム」の場合、そのシステムを作った担当者が不在になったり、開発会社がサービスを終了したりすると、メンテナンスができなくなるリスクがあります。
その点、世界標準であるWordPressは、開発者や情報が豊富に存在します。万が一のトラブルの際も解決策が見つかりやすく、長期的な運用を考えた場合の「事業継続性」という観点でも安心感があります。
運用には「セキュリティ対策」も重要
非常に便利なWordPressですが、世界中で使われている分、サイバー攻撃の標的になりやすいという側面もあります。 しかし、これらは適切なアップデート管理や、セキュリティプラグインの導入、サーバー側での対策(WAFなど)を行うことで防ぐことができます。
私たちワンズでは、更新のしやすさを重視したWordPressの構築はもちろん、セキュリティ面も考慮した安全な運用環境をご提案しています。「更新が面倒で放置してしまっている」というお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

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